
義の定義
孔子は…
『義を見てせざるは勇なきなり』
人の道として当然行うべき事と知りながら、これを実行しないのは勇気がないというものであるとの言葉はあまりにも有名!
孟子は…
『仁は人の心であり、義は人の道である。』
その人の道を捨てて顧ず、その心を見失って探そうとしないのはなんとも悲しむべきことか。人は鶏や犬を見失っても探し出す方法を知っている。しかし、心を失えばその探し方が判らないのだ」とも述べている。
江戸時代後期の経世論家である林子平は…
『義』を『道理に従いためらうことなく決断する力』と定義と
し、『死すべき場合に死し、討つべき場合に討つ』決断力を
『義』とした。
武士道での中心かつ最も厳格な徳目は「義の精神」とされる。「義」とは、打算や損得のない人間としての正しい道、すなわち正義を指すものである。
武士はこの「義」を武士道精神の中心に据え、これを踏み外した者は卑怯者として糾弾の対象となった。
義
人として失ってはいけない大事なもの!
